H/K AGES
98/07/18 神奈川県本厚木駅前
やっと、仕事が一区切りつき、鈴鹿8耐のための休みと、4連休とで結局10連休になってしまったので、関東遠征を行うこととなった。
いままで、関東では良い思い出が無いので、時間つぶしになればいいかなといった感じだった。
Funclub会長のnaoさんに、よくやってると教えてもらった、小田急本厚木駅前でLIVEをした。
昼食をとり、LIVEをやりはじめた昼の2時頃、私の他には、4名位で「ゆず」などのコピーをしているものがいた。
しかし、お客は全然ついていない。。。
私が、「尾崎 豊」を唄っていると、私の後ろの方から、「尾崎豊」を唄う二人組が。。。
これが、よく、私の前で(歌っている場所は後ろなのだが。。。)唄えるなぁというくらい、感情も無し、声は小さい、音ははずしまくりで、どうしようもないくらいであった。。。
頭に来たので、他の歌を唄わず、「尾崎 豊」ばかり歌っていた。。。
そうしていると、目の前に、外人と日本人のおばさんとが、じっと聞いていた。
何曲か、唄った後、日本人のおばさんが、話しかけてきた。
「すいません、ずっと聞かせてもらいました。すごく、良い声されておられますね。」
「そうですか。。。ありがとうございます」
「その歌は尾崎豊さんの歌ですか?」
「そうです。」
「プロで唄われておられるんですか?」
「いえ、そんなたいしたもんじゃないですから。。。」
「では、学生さんかなにかですか??」
と、外人のおばさんと話しながら、色々質問されて、「ありがとうございました。頑張ってください」と最後に言い残し、満足げに帰られました。
そのあとも、ずっと唄ってて、話しかける人はいなかったが、立ち止まってくれる人、聞いていてくれる、ティッシュ配りの人。。。色んな人達がいた。昼間からこれほどの反応があったのは珍しい。。。
気持ち良く唄った後、昼の部を終え、休憩しようと、場所を移そうとすると、ティッシュを配っていた薬局のおじさんが。「もう、終わり??いやぁ仕事中ながら、楽しませてもらったよ。ありがとう。良い声してるねぇ〜!!仕事中ながら聞きほれてしまった」と、色々誉めてくれた。
他にも歌ってた人はいたが、私だけに声をかけてくれて、とても嬉しかった。
気を良くして、お酒を買ってから、すぐ夜の部に入る。
昼にやっていたメンバーはみんなもういない。
その時、やっていたのは、二人組の「ゆず」のコピー。。。
しかし、コピーいえるようなしろものではなく、声はでてない、はずしまくり、リズムやメロディも違う。。。
おまけに、なんどもつまる。。。ギターは持っているが、片方は満足にひけないらしい。。。
なんで、こんなにレベルが低いのだろう。。。
呆れながらも、私達も、最初はこうだったのかなぁ。。。などと思ってしまった。。。
せめて、気持ちだけでも伝わってくれば。。。
街灯の下に場所を決め、向かいの「ゆず」を歌ってる二人に、叫ぶように、唄いまくった。
中間地点で立ち止まった、女性が、少しして、こちらの方に、歩いてきた。
しばらく、聞いていて、話しかけてきた。どうやら、他のグループを目当てに来たのだが、いないので、私のところに来たらしい。
「むかいのへただよね。。。それに、どこいってもゆずばっかりで。。。」と言う彼女は、元アルフィー中毒らしく、何曲がリクエストに応えた。
普段唄ってないので、ちょっときつい。。。その後、色々とリクエストや、尾崎豊、泉谷しげる、オリジナルなど、1時間くらい、唄ったり、話したりした。
時間がないとのことで、「ありがとう。また来てくださいね」と去っていった。
その後、立って唄っていると、騒がしい女性6人に囲まれ、「ねぇー何唄ってるんですか??」と尋ねてきた。
「尾崎豊が多いんですけど。。。」というと、大騒ぎで「15の夜うたってぇ!!」と皆で大騒ぎ、ゆずばっかりでうんざりしてて、尾崎豊を聞きたかったらしい。
どうも、尾崎豊を唄ってるストリートミュージシャンがいて、その人目当てできたみたいである。
関東では、尾崎豊を唄ってる人が結構多いらしい。そして、それを目当てにしている人も多いみたいである。関西では、ほとんどいないのに、土地柄なのだろうか。。。
「15の夜」のあと、数曲、尾崎豊の歌を唄った。。。その目当ての人と「同じくらいうまい!!」と言っていた。
仕事があるとのことで、皆、帰っていったが、「忘年会に呼ぶから来て!!」とか、「また、厚木に唄いに来て!!」と何度も言われた。
そしてnao会長が、わざわざ秦野から本厚木まで、LIVEを観にやってきてくれた。
数曲唄って帰ったが、関西では、女性に声をかけられることなんて、ほとんどないし、尾崎ファンの方が聞いてくれるなんて、あんまりないので、新鮮な気持ちになった。
やはり、いつも同じ所でばかり、やっていてもだめだなぁ。。。特に、心斎橋や阪急東通りなどでは、アンプを使う人が多かったり、ゆずや流行りの歌しか注目を浴びない。など、唄うことに対しての気持ち良さとは関係無い世界になってしまっている。。。
また、初心に戻って、色々な場所でやってみるほうが、私達には合っているような気がしてきた。。。
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