1997/05/19 エンジン周りの表面仕上げに、アーマーオール...


MOTO MAINTENANCE 7より抜粋
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ケミカルの他用途流用?樹脂の保護材エンジンに。


本誌前号の"MMヘッドライン"で紹介した、福田モーター商会(TEL03-3468-6841)の"メンテナンス講習会"で"エンジン周りのコーティングはコレに限ります"と登場したのがアーマーオール。
車のダッシュボードやシートなどの表面保護でお馴染みのケミカルだ。リヤフェンダーなど、樹脂パーツ用に使っている人も多いだろう。
まずエンジンの表面をケミカル類でコーティング、という事事体が面白い。高温なので普通のワックスはエンジンに使えないのだ。
エンジン周りにも使える耐熱ワックスもあるにはあるが、ほとんどはスプレー式で高価だし、一般的なカー用品店ではあまり見かけない。
そこでアーマーオールの登場だ。エンジン周りのパーツに使う場合の利点としては高温になっても白くなったり溶けてベトついたりしないことがある。
普通の塗装表面用のワックスやコーティング材では、まずどちらかの現象が起こるのだ。
さらにアーマーオールの皮膜は意外に強い。前述の福田モーター商会でも、中古・新車問わずアーマーオール・コートをしているというが、表面温度の高い空冷エンジンでも半年位はエンジンの汚れが落ちやすく、サビも出にくいという。
それでは効果を確かめてみよう。最初は洗車から。汚れたままでアーマーオールを塗ると、アーマーオールアーマーオールと汚れが混じって"頑固な汚れ"になったり、汚れがコートされて落ちにくくなってしまう。
洗車した後はきちんと乾かし、水滴の乾いた後をウエスで拭いておく.........

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この本で、実際に試しているのですが、効果の方はばっちりで、艶もでるし、水はじきも良いようです。汚れも落ちやすく、さらに良い事には、マフラー等の更に高温になるところでも同じような効果があったそうです。
ダートを走っても、水洗いだけで汚れが落ちたそうです。
同じように床ワックスでも試したそうですが、樹脂パーツには良いのですが、熱にはあまり強くないようです。
私は、大学時代、バイト先のシート用クリーナー(泡状で、ワックス効果がある)で、休憩時間に磨いていたのですが、艶は1月位しか持ちませんでしたが、エンジンから樹脂パーツまで、結構奇麗になり、水はじきも良好でした。




配線不良のため、フロントカウルを全バラ状態にしたので、ついでにお徳用サイズのアーマーオールを購入し、いろんなとこで試してみました。
 結果は、本に書いてあるように、なかなか良いです。汚れ落しにもなるので、エンジンやスイングアームなどの埃や泥汚れも結構落ちるし、なかなかの艶が出ます。カウルレスにしたいくらいです!!
カウルの裏の汚れもばっちり落ちましたし、配線やホース類もピッカピカです。ただ、透明部分はむらができやすいので、あまりお勧めできません。車の内装に使う時もガラスにはねないように使いましょう。
今回はスクリーン等の透明部分はオーリを塗ってみました。傷だらけのスクリーンもなかなか見やすくなりました。




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